
「ChatGPTに質問しても、答えがざっくりしている」「思っていた内容と違う」と感じることはありませんか?
ChatGPTは、入力するプロンプトによって回答が大きく変わります。プロンプトとは、ChatGPTに出す指示や質問のことです。
この記事では、ChatGPTプロンプトの作り方と、良い回答を引き出す7つのコツを、すぐ使える例と一緒に紹介します。
ChatGPTのプロンプトとは?
プロンプトとは、ChatGPTに送る質問や命令文のことです。
たとえば、「夕食の献立を考えて」と入力するのもプロンプトです。
ただし、指示が短すぎると、ChatGPTはあなたの希望を正確に読み取れないことがあります。そのため、「誰のために」「どんな条件で」「どのように答えてほしいか」を伝えることが大切です。
悪い例と改善例を見てみましょう。
悪い例:ブログ記事を書いて
改善例:初心者向けに、節約料理について800文字程度のブログ記事を書いてください。やさしい言葉を使い、見出しを3つ付けてください。
改善例のように条件を加えると、希望に近い回答を得やすくなります。
良い回答を引き出すプロンプト7つのコツ
1. 目的をはっきり伝える
まずは、ChatGPTに「何をしたいのか」を伝えましょう。
目的が分かると、ChatGPTは回答の方向を決めやすくなります。
悪い例:旅行について教えて
改善例:2泊3日の京都旅行の計画を立てたいです。観光しやすい回り方を教えてください。
「知りたい」だけでなく、「計画を立てたい」「文章を直したい」「アイデアがほしい」など、目的を言葉にするのがコツです。
2. 誰向けなのかを伝える
同じ内容でも、相手によって説明のしかたは変わります。
対象となる人を伝えると、言葉の難しさや説明の深さを調整しやすくなります。
悪い例:英語の勉強法を教えて
改善例:英語が苦手な中学生向けに、毎日20分でできる英語の勉強法を教えてください。
「小学生向け」「初心者向け」「忙しい会社員向け」などを加えるだけでも、回答が変わります。
3. 条件を具体的に伝える
希望する条件があるなら、できるだけ具体的に書きましょう。
文字数、予算、時間、使いたい言葉などを伝えると、回答が使いやすくなります。
悪い例:お弁当のアイデアを出して
改善例:朝10分で作れる、火を使わないお弁当のおかずを5つ提案してください。材料はスーパーで買いやすいものにしてください。
ただし、最初から条件を増やしすぎる必要はありません。大事な条件から順番に伝えれば十分です。
4. 回答の形式を指定する
回答をどのような形で受け取りたいかを指定するのも、ChatGPTプロンプトの作り方で大切なポイントです。
箇条書き、表、手順、文章などを指定すると、あとで読みやすくなります。
悪い例:片付けの方法を教えて
改善例:部屋を片付ける手順を、初心者向けに5ステップの箇条書きで教えてください。
ほかにも、次のような指定ができます。
- 箇条書きでまとめてください
- 表形式で比較してください
- 結論から説明してください
- 300文字以内で答えてください
- 見出しを付けてください
5. 具体例を入れる
自分がイメージしている答えに近い例を見せると、ChatGPTに意図が伝わりやすくなります。
特に、文章の雰囲気や言い回しを指定したいときに便利です。
悪い例:やさしい文章にして
改善例:次の文章を、中学生でも分かるやさしい表現に直してください。「固定費とは、毎月ほぼ同じ金額がかかる支出のことです」
「このような言い方にしてほしい」という見本がある場合は、一緒に入力してみましょう。
6. 一度で完璧を求めず追加で指示する
最初の回答が理想どおりでなくても、すぐにやり直す必要はありません。
ChatGPTには、回答のあとで追加の指示を出せます。
たとえば、ブログ記事の下書きを作ってもらったあとに、次のように伝えられます。
- もう少し短くしてください
- 具体例を2つ追加してください
- もっと親しみやすい言葉にしてください
- 結論を最初に書いてください
- 箇条書きを増やしてください
最初は大まかな指示を出し、回答を見ながら整えていく方法もおすすめです。
7. 欲しい回答が出ないときは質問を変える
思った回答が出ないときは、同じ質問を繰り返すよりも、聞き方を変えてみましょう。
質問が広すぎる場合は、テーマを小さくすると答えが具体的になります。
悪い例:副業について教えて
改善例:パソコン初心者が自宅で始めやすい副業を3つ教えてください。それぞれ必要な準備と注意点も簡単に説明してください。
「何について」「誰が」「どんな条件で」を見直すと、回答が改善しやすくなります。
初心者でも使えるプロンプト例
ここでは、ChatGPTを初めて使う人でも真似しやすいプロンプト例を紹介します。
献立を考えてもらう場合
冷蔵庫に卵、キャベツ、豚こま肉があります。2人分の夕食レシピを3つ提案してください。調理時間は30分以内にしてください。
メール文を作ってもらう場合
仕事の打ち合わせ日程を変更したいです。相手に失礼にならないメール文を作ってください。300文字以内でお願いします。
文章を分かりやすくしてもらう場合
次の文章を、中学生にも分かる表現に書き直してください。難しい言葉には簡単な説明を付けてください。
勉強計画を立ててもらう場合
英検3級を目指す中学生向けに、1か月の学習計画を作ってください。平日は30分、休日は1時間勉強できる設定でお願いします。
ブログのアイデアを出してもらう場合
料理初心者向けブログの記事ネタを10個考えてください。検索されやすそうなタイトル案も付けてください。
迷ったときは、次の形を使うとプロンプトを作りやすくなります。
「〇〇したいです。対象は〇〇です。条件は〇〇です。〇〇の形式で答えてください。」
プロンプトを作るときの注意点
ChatGPTを便利に使うために、いくつか注意したい点があります。
- 氏名、住所、電話番号、パスワードなどの大切な個人情報は入力しない
- 回答に間違いが含まれることもあるため、重要な内容は公式サイトや信頼できる情報源でも確認する
- 医療、法律、お金に関する重要な判断は、必要に応じて専門家に相談する
- 質問があいまいなときは、条件を追加して聞き直す
- 作ってもらった文章をそのまま使う前に、自分の目的に合っているか確認する
ChatGPTの回答は、考えるためのヒントや下書きとして使うと便利です。最後は自分で内容を確認し、必要に応じて直しましょう。
まとめ
ChatGPTで良い回答を得るには、難しい言葉を使う必要はありません。
目的・相手・条件・回答形式を少し具体的に伝えるだけで、回答は変わりやすくなります。
- 目的をはっきり伝える
- 誰向けかを伝える
- 条件を具体的にする
- 回答の形式を指定する
- 具体例を入れる
- 追加の指示で整える
- うまくいかないときは質問を変える
まずは、いつもの質問に「誰向け」「文字数」「箇条書きで」などの条件を1つ加えてみてください。ChatGPTプロンプトの作り方に慣れるほど、自分の欲しい回答を引き出しやすくなります。

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