ブログを始めたものの、「収益化は何から始めればいいの?」と迷っていませんか。
ブログの収益化について調べると、アフィリエイトや広告、ASPへの登録など、さまざまな方法が出てきます。
さらに「まず記事数を増やす」「アクセスが増えてから収益化する」といった情報もあり、初心者ほど何から手をつければいいのかわからなくなりがちです。
しかし、最初からすべての収益化方法を覚える必要はありません。
大切なのは、広告を貼ることより先に、「誰のどんな悩みを解決し、その先で何を紹介するのか」を考えることです。
特に会社員が副業でブログを運営する場合、使える時間には限りがあります。記事を書いてから収益化を考えるより、先に収益までの流れを決めておけば、「次に何の記事を書くか」も判断しやすくなります。
この記事では、ブログ初心者が収益化を始めるときに何から取り組めばいいのか、実践しやすい順番で解説します。
ブログ収益化は広告を貼ることから始めなくていい
ブログで収益を得る方法はいくつかあります。
そのため、「まずASPに登録しよう」「広告を貼ろう」と考える人もいると思います。
しかし、広告を掲載しただけで収益につながるわけではありません。
たとえばアフィリエイトの場合、読者が商品やサービスを購入・申し込む前に、次のような流れがあります。
- Googleなどで悩みを検索する
- 検索結果から記事を見つける
- 記事を読んで悩みを解決する
- 関連する商品やサービスを知る
- 比較・検討する
- 購入や申込みを判断する
つまり、最初に考えたいのは「広告をどこに貼るか」ではありません。

検索から来た読者が、ブログ内でどのように次の情報へ進むのかまで考えることが収益化では重要です。
これから副業ブログそのものを始める段階なら、まずブログ開設から記事公開までの流れを確認しておきましょう。
関連記事:会社員が副業ブログを始める7ステップ!初心者でも1日1時間で実践
初心者がブログ収益化を始める順番
収益化について調べ始めると、ASPへの登録や広告設定を先にしたくなるかもしれません。
ただし、いきなり記事を書き始めるよりも、先に収益までの流れを整理したほうが遠回りを減らしやすくなります。

誰のどんな悩みを解決するブログか決める
最初に確認したいのは、「何を売るか」よりも「誰に向けて書くか」です。
たとえば「ブログについて発信する」というだけでは、対象となる読者が広すぎます。
- これから副業ブログを始めたい会社員
- WordPressの始め方がわからない人
- ブログで何を書けばいいかわからない人
- キーワード選びで迷っている人
- 記事を書いてもアクセスが増えない人
- ブログを収益化したい人
同じブログ初心者でも、抱えている悩みは違います。
読者が違えば検索する言葉も、必要な記事も、紹介できる商品も変わります。
そこで、ブログ全体のテーマだけではなく、「今から書く1記事は、誰のどんな悩みを解決するのか」まで具体化します。
難しく考えすぎる場合は、「少し前の自分は何に困っていたか」を思い出してみるのも一つの方法です。
自分が実際に迷ったことなら、同じところで困っている初心者が検索するテーマへ変換しやすくなります。
自分のブログに合う収益化方法を決める
誰に向けたブログなのかが見えてきたら、次に収益化方法を考えます。
ブログでは、アフィリエイト、広告、自分の商品やサービスの販売など、複数の収益化方法があります。
初心者だからといって、最初からすべてを使う必要はありません。
たとえばWordPressやブログ運営について発信するなら、レンタルサーバーやWordPress関連サービスが候補になります。
Web副業について発信するなら、学習サービスなどが選択肢になる場合もあります。
ここで重要なのは、「一番報酬が高いもの」ではなく「自分の読者が必要とするもの」を考えることです。
ChatGPTを使いながらアフィリエイトを始める流れについては、以下の記事でも解説しています。
関連記事:ChatGPTブログでアフィリエイトを始める7つの手順【初心者向け】
記事を書く前に紹介できる商品を確認する
収益化方法を決めたら、すぐに記事を書くのではなく、紹介できる商品やサービスがあるか確認します。
アフィリエイトの場合は、ASPで自分のブログに合う案件を探します。
このとき、報酬額だけを見るのではなく、次のような部分も確認します。
このとき、報酬額だけを見るのではなく、次のような部分も確認します。
- どんな人向けの商品・サービスなのか
- どんな悩みを解決できるのか
- 成果条件は何か
- 自分のブログテーマと合っているか
- 関連する記事を作れるか
たとえば、これからWordPressブログを始めたい人なら、レンタルサーバーを比較する理由があります。
一方で「記事を書いているのにアクセスが増えない」と悩んでいる人へ、いきなりレンタルサーバーを紹介しても現在の悩みとはつながりません。
「この商品を売りたいから記事を書く」のではなく、「この悩みを持つ読者に必要な選択肢なのか」から考えましょう。
記事を何本も書いてから商品を探すより、先に紹介できる案件を確認しておけば、収益化につながらないテーマの記事を増やしてしまうリスクも減らせます。
商品を検討している人が検索する言葉を考える
紹介できる商品が見つかったら、その商品を検討している人が何を知りたいのか考えます。
商品やサービスを申し込む前には、たとえば次のような疑問が出てきます。
- 評判はどうなのか
- 悪い口コミはないか
- 料金はいくらか
- デメリットは何か
- 他の商品と比べてどちらがいいか
- 自分に向いているか
このような購入・申込み前の疑問に答える記事は、収益につながる記事の候補になります。
ただし、候補となるキーワードを見つけただけで記事を書くのは避けましょう。
実際にGoogleで検索して、検索する人が何を知りたいのか、どのようなサイトが上位にいるのかを確認します。
企業サイトなど強いページばかりで現在のブログでは勝ちにくい検索結果なら、より具体的な悩みに絞る方法もあります。
キーワード選びで迷った場合は、公開済みのキーワード選定記事もあわせて確認してください。
収益記事につながる集客記事を作る
商品を検討している人向けの記事だけを書けばいいわけではありません。
商品名をまだ知らず、自分の悩みを解決する方法を探している人もいます。
たとえば、
- 副業ブログで何を書く?
- ブログのキーワードが決まらない
- ブログのアクセスが増えない
と検索している人は、特定の商品を今すぐ購入したいわけではなく、まず目の前の悩みを解決したいと考えている可能性があります。
そこで、その悩みに答える記事を入口にします。
その後、読者が次の情報を必要としたときに、比較記事や商品・サービスの記事へ内部リンクでつなぎます。

集客記事 → 比較・検討記事 → 商品・サービスの記事という流れをブログ全体で作るイメージです。
1記事だけで集客から収益化まで全部を担当させるのではなく、それぞれの記事に役割を持たせます。
すでにある記事も収益化の導線に使える
ブログ収益化を始めるからといって、すべての記事を新しく作る必要はありません。
すでに公開している記事も、収益につながる入口として活用できる場合があります。
読者が次に知りたい記事へ内部リンクをつなぐ
内部リンクを設置するときは、「SEOに効果がありそうだから」という理由だけで記事をつなぐのではありません。
「この記事を読み終えた人は、次に何を知りたいだろう?」と考えます。
たとえば記事を書き始めたもののアクセスが増えない人なら、次に必要になるのはアクセス改善の方法です。
関連記事:ブログのアクセスが増えない原因は?初心者が最初に見直したい改善ポイント
これからWordPressブログを始めようとしていて、レンタルサーバー選びで迷っている人なら、サーバー比較の記事へ案内できます。
関連記事:ConoHa WINGとエックスサーバーはどっち?料金・違いを徹底比較
反対に、アクセスが増えない原因を調べている人へ、いきなりレンタルサーバーの契約を勧めても、検索した目的とは合わない場合があります。
「売りたい記事へ送る」のではなく、「読者が次に必要とする記事へ送る」と考えると、内部リンクも自然になります。
ブログ収益化で初心者が遠回りしやすいこと
収益がなかなか出ないと、「もっと記事を書けばいいのでは」「アクセスさえ増えれば稼げるのでは」と考えやすくなります。
しかし、記事数やアクセス数だけを追いかけても収益につながらない場合があります。
記事数だけを目標にする
ブログでは「まず100記事」という言葉を目にすることがあります。
記事を書くこと自体は必要ですが、100記事という数字が収益を保証するわけではありません。
検索する人がほとんどいないテーマの記事を増やしても、アクセスにはつながりにくくなります。
アクセスがあっても、商品や比較記事への導線がなければ収益につながらないこともあります。
記事数だけを見るのではなく、
- 誰が検索する記事なのか
- どんな悩みを解決するのか
- 次にどの記事へつなぐのか
まで確認しながら記事を増やしていきましょう。
アクセスが増えてから収益化を考える
「まだアクセスが少ないから収益化は後でいい」と考える人もいると思います。
もちろん、ブログを始めた直後から広告を大量に貼る必要はありません。
ただし、紹介できる商品があるかどうかまで後回しにすると、記事を増やした後で「紹介できる案件がない」「今まで書いた記事と案件がつながらない」と気づく可能性があります。
収益が発生するのは後でも、どこで収益につなげるのかは早い段階で確認しておくと記事設計がしやすくなります。
報酬額だけで商品を選ぶ
ASPを見ると、報酬額の高い案件に目が向きやすくなります。
しかし、高単価という理由だけで商品を選ぶと、ブログのテーマや読者の悩みから離れてしまうことがあります。
商品を選ぶときは、報酬額だけでなく、ブログとの相性・読者の悩み・購入や申込みまでの距離を確認します。
高単価の商品を見つけても、現在の読者と関係が薄い場合は無理に記事へ追加しないようにしましょう。
AIで記事数だけを増やす
ChatGPTなどのAIを使えば、記事構成を整理したり文章のたたき台を作ったりする時間を短縮できます。
特に副業でブログを運営する会社員にとって、作業時間を短縮できるのは大きなメリットです。
ただし、AIで記事数を増やすだけで収益化できるわけではありません。
- 実際のGoogle検索結果を確認する
- 検索した人が何を知りたいのか考える
- 商品やサービスの情報を公式サイトで確認する
- 公開後のデータを見て改善する
こうした作業も必要です。
また、AIが提示した料金やサービス内容を、そのまま事実として掲載するのは避けましょう。
AIは記事を大量に公開するためではなく、調査や整理、文章作成にかかる時間を短縮するための補助として使うほうが活用しやすくなります。
収益が出ないときは「どこで止まっているか」を確認する
収益化の流れを作って記事を公開しても、すぐに成果が出るとは限りません。
そのときに「もっと記事を書かなければ」と考える前に、読者がどの段階まで来ているのかを確認します。
ブログでは、
検索結果に表示される → クリックされる → 記事が読まれる → 関連記事へ進む → 商品を検討する → 成果につながる
という流れがあります。
検索結果にほとんど表示されていない
まずGoogle Search Consoleで、記事が検索結果に表示されているか確認します。
表示回数そのものが少ない場合は、狙っているキーワード、検索意図、記事内容、競合サイトなどを見直します。
この状態では、広告の位置を変更するより、まず検索結果に表示される記事を増やすための改善を優先します。
表示されているのにクリックされない
検索結果には表示されているのにクリックされていない場合は、タイトルと検索意図のズレを確認します。
検索した人がタイトルを見たときに、「自分が知りたい内容が書かれていそう」と判断できるかを実際の検索結果で確認しましょう。
アクセスはあるのに収益につながらない
記事にはアクセスがあるのに成果につながらない場合は、その記事の先にある導線を確認します。
- 読者の悩みと紹介商品が合っているか
- 比較・検討記事へ移動できるか
- 商品を紹介する理由が伝わっているか
- 情報が古くなっていないか
- 読者が次に何をすればいいかわかるか
「収益が出ない」という結果だけを見ても、どこを改善すればいいのかわかりません。
検索されていないのか、クリックされていないのか、商品まで進んでいないのかを分けて確認しましょう。
アクセスが増えない場合の具体的な確認方法は、以下の記事でも解説しています。
関連記事:ブログのアクセスが増えない原因は?初心者が最初に見直したい改善ポイント
忙しい会社員は収益化の作業を分けて進める
副業ブログでは、本業が終わった後に使える時間が限られています。
ASPで案件を探して、キーワードを調べ、検索結果を確認して、記事を書き、内部リンクを設定して、公開後のデータを見る。
これを毎回1日ですべて終わらせようとすると、ブログを続ける負担が大きくなります。
そこで、作業を分けて考えます。
- ASPで紹介できる商品を探す
- 商品につながるキーワードを調べる
- 実際の検索結果を確認する
- 記事を書く
- 関連する記事を内部リンクでつなぐ
- 公開後にSearch Consoleを確認する
私自身も会社員として本業を終えてからブログに取り組んでいるため、ブログに使える時間には限りがあります。
そのため、一度に全部終わらせるより、「今日は何をするか」を決めてから作業することを意識しています。
記事を書く日と過去記事を改善する日を分けるだけでも、作業を整理しやすくなります。
1日1時間でブログ作業を続ける方法については、以下の記事でも解説しています。
ブログ収益化についてよくある質問
ブログは何記事くらいで収益化できますか?
「○記事書けば必ず収益が出る」という決まった記事数はありません。
キーワード、検索順位、アクセス数、紹介する商品、記事から商品までの導線などによって結果は変わります。
記事数だけを目標にせず、公開した記事が検索結果に表示されているか、読者が次の記事へ進んでいるかも確認しましょう。
アクセスが少なくてもアフィリエイトを始めていいですか?
アクセスが少ない段階でも、将来どの商品やサービスを紹介するのかを調べておくことはできます。
先に収益化の方向を考えておけば、商品を検討する人向けの記事と、そこにつながる集客記事を計画しやすくなります。
ただし、広告を増やすことよりも、まず検索する人の悩みに答える記事を作ることを優先しましょう。
ブログ初心者はアフィリエイトと広告のどちらがいいですか?
どちらが必ず正解というわけではありません。
商品やサービスを紹介しやすいテーマならアフィリエイトを検討できますし、広告表示による収益化を考える方法もあります。
「どちらが稼げるか」だけでなく、自分のブログテーマと読者との相性から判断しましょう。
ブログのアクセスが増えれば収益も増えますか?
アクセスが増えれば、必ず同じ割合で収益が増えるわけではありません。
アクセスが多い記事でも、商品購入から遠い検索意図なら収益につながりにくい場合があります。
アクセス数だけではなく、どの記事から読者が入り、その後どの記事へ進んでいるのかまで確認することが重要です。
収益が出ないときは新しい記事を増やすべきですか?
新しい記事が必要な場合もありますが、まず既存記事の状態を確認します。
検索結果に表示されている記事なら、タイトルや本文、内部リンクを見直すことで改善できる可能性があります。
「収益が出ない=新記事を増やす」と決めつけず、どこで読者が止まっているのかを確認してから次の作業を決めましょう。
まとめ ブログ収益化は記事を書く前の設計から始める
ブログ収益化で何から始めればいいかわからない場合は、いきなり広告を貼ったり、記事数だけを増やしたりする必要はありません。
まずは次の順番で整理してみましょう。
- 誰のどんな悩みを解決するか決める
- ブログに合う収益化方法を考える
- 紹介できる商品・サービスを確認する
- 購入・申込み前の疑問に答える記事を考える
- 収益記事につながる集客記事を作る
- 関連記事を内部リンクでつなぐ
- 公開後のデータを確認して改善する
特に初心者のうちは、「もっと記事を書かなければ」と記事数を増やすことに意識が向きやすくなります。
しかし、収益化を目指すなら記事数だけではなく、それぞれの記事がどんな役割を持っているのかも確認することが大切です。
読者が検索からブログへ来て、今の悩みを解決し、次に必要な情報へ進み、その先で必要な商品やサービスを比較・検討できる。
この流れをブログの中に少しずつ作っていきましょう。
すでに記事を書いている場合も、最初からやり直す必要はありません。
まずは公開済みの記事を1本選び、「この記事を読んだ人は次に何を知りたいのか」を考えて、次の記事へつながる内部リンクがあるか確認するところから始めてみてください。

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