ブログを収益化しようと調べていると、「まずASPに登録しましょう」という説明をよく見かけます。
しかし、ASPにはいくつものサービスがあり、「初心者はどこを選べばいい?」「全部登録したほうがいいの?」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
私もブログを運営する中でASPを確認していますが、初心者のうちは「有名なASPだから登録する」だけではなく、自分のブログで紹介したい案件があるかを見ることが重要だと感じています。
ASPによって扱っている広告案件や条件は異なるため、「初心者なら絶対にこの1社」と決める必要もありません。
この記事では、ブログ初心者向けにASPの基本的な仕組みから選び方、登録した後に何を確認すればいいのかまで順番に解説します。
「ASPに登録したけれど、結局何をすればいいかわからない」という状態にならないように、記事を書く前の商品探しまで一緒に整理していきましょう。
ブログ初心者が最初に知っておきたいASPの仕組み
ASPは、ブログなどのメディア運営者と広告主をつなぐサービスです。
ブログ運営者はASPに掲載されている広告プログラムを探し、提携した商品やサービスを自分の記事で紹介します。
その記事を読んだ人が広告を経由して購入や申込みなどを行い、各広告プログラムで定められた成果条件を満たすと報酬につながります。
大まかな流れは次のようになります。

- ASPに登録する
- 紹介したい商品・サービスを探す
- 広告プログラムへ提携申請する
- 承認された広告を記事で紹介する
- 読者が広告経由で購入・申込みをする
- 成果条件を満たすと報酬につながる
ただし、案件によって提携条件や成果条件などは異なります。
ASPへ登録すること自体が収益化ではありません。自分の読者に合う商品を見つけ、その商品につながる記事を作ることが重要です。
まだ「ブログ収益化そのものを何から始めればいいかわからない」という場合は、先に以下の記事から確認すると流れを整理しやすくなります。
関連記事:ブログ収益化は何から始める?初心者が最初にやることを順番に解説
ブログ初心者はASPをどう選べばいい?
ASPを調べると、「おすすめASP○選」のような記事がたくさん出てきます。
そこで紹介されているASPへ片っ端から登録する方法もありますが、最初から多くのASPを管理する必要はありません。
初心者の場合は、次のポイントを確認しながら自分のブログに必要なASPを探すほうがわかりやすくなります。

自分のブログに合う案件があるか確認する
最初に確認したいのは、ASPの知名度よりも「自分が紹介したい商品やサービスを扱っているか」です。
たとえばブログ運営について発信しているなら、レンタルサーバーやWordPress関連サービスなどが候補になります。
Web副業についての記事なら、学習サービスやスクールなどを探すこともできます。
反対に、人気のASPでも自分のブログと関係する案件がほとんどなければ、登録しただけで使わなくなる可能性があります。
まずは、これから書こうとしている記事のテーマに関連する商品名やサービス名をASP内で検索してみましょう。
成果条件まで確認する
案件を見つけたら、報酬額だけではなく成果条件も確認します。
同じように見える案件でも、成果となる条件は同じとは限りません。
- 商品購入
- サービスへの申込み
- 無料相談やカウンセリングへの参加
- 資料請求
- 有料プランへの契約
など、何をもって成果になるのかは広告プログラムによって変わります。
さらに、成果が発生しても条件を満たさなければ承認されない場合があります。
報酬額だけを見るのではなく、「どんな読者が、何をすると成果になるのか」まで確認してから記事を考えましょう。
同じ商品が複数のASPにないか確認する
商品やサービスによっては、複数のASPで広告プログラムが見つかる場合があります。
その場合も「どのASPが有名か」だけで決めるのではなく、それぞれのプログラム詳細を確認します。
広告案件や条件は変更される可能性があるため、実際に利用するときはASPの管理画面に表示されている最新情報を確認してください。
最初からすべてのASPを比較する必要はありませんが、収益につながる記事を作る段階では、同じ商品を扱うプログラムがほかにもないか確認する習慣をつけておくと判断しやすくなります。
ASPへ登録したら記事を書く前に商品を探す
ASPへ登録すると、すぐ広告リンクを作りたくなるかもしれません。
しかし、広告を貼る前にやっておきたいのが「どの商品を、どんな読者へ紹介するのか」を決めることです。

ブログのテーマから商品を探す
最初は、自分のブログで扱っているテーマから案件を検索します。
たとえばブログ運営をテーマにしている場合なら、
- レンタルサーバー
- WordPressテーマ
- AI関連サービス
- ブログ運営を効率化できるツール
- Webスキルを学べるサービス
など、自分の読者が実際に必要とする可能性のある商品を探します。
ここで重要なのは、商品を見つけた瞬間に記事を書くことではありません。
その商品を必要としている人が、購入や申込みの前にどんなことで迷うのかまで考えます。
商品を必要とする読者の悩みを考える
たとえばレンタルサーバーを契約しようとしている人なら、単に商品名を検索するだけではありません。
申込み前には、
- 料金はいくらか
- デメリットはないか
- 他社と比べてどちらがいいか
- 初心者でも使いやすいか
- キャンペーンや割引はあるか
といった疑問が出てきます。
実際に当サイトでも、ConoHa WINGについて一つの記事だけではなく、デメリットやクーポン、エックスサーバーとの比較など、検索する人の疑問ごとに記事を分けています。
関連記事:ConoHa WINGとエックスサーバーはどっち?料金・違いを徹底比較
このように、ASPで商品を見つける → 商品を検討する人の悩みを考える → 検索キーワードへ変えるという順番で考えると、収益につながる記事を作りやすくなります。
ASPの商品から記事キーワードを決める方法
紹介したい商品が決まったら、次は記事で狙うキーワードを考えます。

ここで、ASPの商品名をそのままタイトルに入れて記事を書き始めるのは避けます。
購入前に検索される言葉を候補にする
商品を検討している人が検索しやすい言葉を考えます。
たとえば商品名を「○○」とすると、
- ○○ 評判
- ○○ 口コミ
- ○○ デメリット
- ○○ 料金
- ○○ △△ 比較
- ○○ 向いている人
などが候補になります。
ただし、この段階ではまだ記事を書くキーワードを決定しません。
候補をGoogleで実際に検索して、検索結果を確認します。
実際の検索結果を見てから書くか判断する
キーワード候補が見つかったら、Googleで検索します。
確認したいのは検索数だけではありません。
- 検索している人が何を知りたいのか
- 上位にはどのような記事が並んでいるか
- 公式サイトや大手企業ばかりではないか
- 個人ブログの記事も表示されているか
- 自分の記事で追加できる情報があるか
などを確認します。
商品との距離が近いキーワードでも、検索結果が非常に強ければ現在のブログでは上位を狙いにくい場合があります。
その場合は、さらに具体的な悩みへ絞ることも検討します。
キーワードを決める具体的な流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ブログのキーワードが決まらない?初心者が迷う原因と選び方を具体例で解説
初心者がASPを使うときに避けたいこと
ASPへ登録すると多くの商品やサービスが見つかるため、「どれを紹介すればいいのだろう」と迷うことがあります。
特にブログを始めたばかりの段階では、次のような使い方に注意しましょう。
高単価という理由だけで案件を選ぶ
ASPでは、1件あたりの報酬が高い案件も見つかります。
報酬額が高い案件は魅力的ですが、それだけでブログテーマを決めると読者の悩みと合わなくなる場合があります。
たとえばブログ初心者向けの記事を中心に書いているサイトへ、テーマと関係のない高単価案件を突然追加しても、記事同士を自然につなげにくくなります。
案件を選ぶときは、報酬額より先に「今のブログ読者が必要とする商品なのか」を確認しましょう。
広告を貼るためだけに記事を書く
紹介したい商品が決まると、商品のメリットばかりを書きたくなることがあります。
しかし、検索する人が知りたいのは広告主が伝えたいことだけではありません。
料金、デメリット、他社との違い、自分に向いているのかなど、申込み前の不安を解消する情報も必要です。
商品を紹介することより、まず検索した人の疑問に答えることを優先します。
登録したASPを増やしすぎる
複数のASPを使うこと自体に問題があるわけではありません。
ただし、初心者のうちから登録先だけを増やすと、案件探しに時間を使いすぎることがあります。
ASPを探し続けるより、まず自分のブログで紹介できる商品を一つ見つけ、その商品につながる記事を考えるほうが次の作業へ進みやすくなります。
ASPへの登録数を増やすことを目的にせず、紹介する商品と記事をつなげることを優先しましょう。
ASPを決めたら集客記事から収益記事へつなげる
ASPで商品を見つけ、収益につながる記事を作っても、その記事まで読者が来なければ成果にはつながりません。
そこで、商品を直接検索する人だけではなく、その一つ前の悩みを検索している人向けの記事も作ります。
たとえば、これからブログを始める人なら、最初から特定のレンタルサーバー名を知っているとは限りません。
まず「会社員が副業ブログを始める方法」を調べ、WordPressを使うことを知り、その後にレンタルサーバーを比較する可能性があります。
そのため、ブログ全体では、

悩みを解決する集客記事 → 比較・検討記事 → 商品・サービスの記事 → ASP広告
という流れを作ります。
すべての記事から直接広告へ誘導する必要はありません。
読者が今知りたいことに答え、その次に必要になる記事へ内部リンクでつなぐことを意識すると、収益導線も自然になります。
ChatGPTを使ってアフィリエイト記事を作る流れについては、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:ChatGPTブログでアフィリエイトを始める7つの手順【初心者向け】
ブログ初心者のASPについてよくある質問
ブログ初心者はASPに何社登録すればいいですか?
「必ず○社」という決まりはありません。
最初から登録数を増やすことより、自分のブログで紹介したい商品やサービスを扱っているASPを確認することを優先しましょう。
必要な商品が別のASPで見つかったときに追加する方法でも進められます。
ASPへ登録すればすぐ広告を掲載できますか?
ASPや広告プログラムによって条件が異なります。
ASPへ登録した後、広告主との提携申請や審査が必要になる案件もあります。
実際に利用するときは、それぞれのASPと広告プログラムに表示されている条件を確認してください。
ASPは無料で登録できますか?
登録条件はASPごとに異なるため、利用したいASPの公式サイトで現在の登録条件を確認してください。
特に登録条件や利用条件は変更される可能性があるため、古いブログ記事だけで判断しないことが大切です。
アクセスが少なくてもASPに登録していいですか?
ASPによって登録条件や審査の有無が異なります。
アクセスが少ない段階でも、将来どのような商品で収益化できるのかを調べておけば、これから作る記事を考える材料になります。
ただし、広告を増やすことより、まず検索する人の悩みに答える記事を作ることを優先しましょう。
複数のASPで同じ商品が見つかったらどうすればいいですか?
同じ商品やサービスでも、複数のASPで広告プログラムが見つかる場合があります。
その場合は、各ASPの管理画面で現在の報酬や成果条件などを確認したうえで判断します。
広告条件は変更される可能性があるため、過去に確認した情報だけで決めず、記事作成時にも最新情報を確認しましょう。
まとめ ASPは登録数より紹介する商品から選ぶ
ブログ初心者がASPを選ぶときは、「一番おすすめされているASPはどこか」だけで決める必要はありません。
まずは次の順番で確認してみましょう。
- 自分のブログで誰の悩みを解決するか考える
- 読者に合う商品やサービスをASPで探す
- 成果条件などを確認する
- 商品を検討する人の悩みを考える
- 検索キーワードの候補を作る
- 実際のGoogle検索結果を確認する
- 集客記事から収益記事へ内部リンクでつなぐ
ASPへたくさん登録しても、紹介する商品と記事がつながっていなければ収益化は進みません。
反対に、紹介したい商品を一つ決めれば、「どんな人が必要とするのか」「申込み前に何を検索するのか」「その一つ前にはどんな悩みがあるのか」と記事を広げられます。
ASP → 商品 → 検索キーワード → 記事 → 内部リンクという順番で考えると、記事を書いてから「何を紹介すればいい?」と迷いにくくなります。
まずは利用するASPを増やすことではなく、今のブログ読者に紹介できる商品を1つ探すところから始めてみてください。

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